技術メモ

プログラミングやシステム環境構築に関して調べたこと、聞いたことをメモしていくブログです。

スクリーンセーバー起動後、設定した時間で画面をロックする

 

はじめに

Windowsスクリーンセーバーが起動してから、ログオン画面に戻るまでの時間を変える方法です。レジストリにキーを追加することで、画面ロックを遅らせることができます。既定ではスクリーンセーバー起動後5秒で画面がロックされるようです。

 

以下の画面は、Windows7スクリーンセーバーの設定画面です。

「再開時にログオン画面に戻る」にチェックがついている場合に、画面がロックされるまでの時間を設定することができます。

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設定方法

レジストリに「ScreenSaverGracePeriod」のキーを追加することで設定できます。

追加する場所は以下の通りです。設定した秒数だけ画面ロックを遅らせることができます。

 

■キーを追加する場所

 

■キーの内容

  • キー名: ScreenSaverGracePeriod
  • キーの種類: 文字列値 ※DWORD(32ビット)でも設定できました。
  • キーの値: 0~2,147,483秒 (0秒~約24日間まで)

 

参考情報

 マイクロソフトサポートの説明 ※機械語翻訳で若干日本語がおかしい・・・

  • [パスワードによる保護スクリーン セーバーの猶予期間をバイパスします。

  http://support.microsoft.com/kb/221784/ja

 

余談

ドメイン環境の場合はグループポリシーでパスワードの時間設定をして、クライアントを配るときにレジストリの設定を変更すれば、スクリーンセーバーの起動時間と画面がロックされるまでの時間を管理者が設定できそうですね。